宅建試験当日の完全ガイド|持ち物・時間配分・解答テクニック
宅建試験当日の持ち物、タイムスケジュール、解答テクニックを完全ガイド。マークシートの注意点や科目別の時間配分戦略を紹介します。
宅建試験の合否は、試験当日のパフォーマンスで最終的に決まります。どれだけ学習を積み重ねてきたとしても、当日の持ち物を忘れたり、時間配分を誤ったり、マークミスをしたりすれば、本来の実力を発揮できません。この記事では、宅建試験当日の持ち物チェックリスト、朝の過ごし方、会場到着から試験終了までの流れ、2時間の時間配分戦略、マークシートの注意点、迷った問題の判断法を完全ガイドとして解説します。
持ち物チェックリスト
必須の持ち物
試験当日に絶対に忘れてはいけない持ち物をリストアップします。前日の夜にカバンに入れて準備しておきましょう。
| 持ち物 | 重要度 | 注意点 |
|---|---|---|
| 受験票 | ★★★★★ | 最重要。写真が貼付されているか確認 |
| HBまたはBの鉛筆 | ★★★★★ | マークシート用。最低3本以上 |
| シャープペンシル | ★★★★☆ | 計算用に便利。芯はHBまたはB |
| 消しゴム | ★★★★★ | プラスチック消しゴム。予備も1個 |
| 腕時計 | ★★★★★ | アラーム・通信機能のないもの |
| 身分証明書 | ★★★★☆ | 写真付き(運転免許証など) |
受験票について
受験票は最も重要な持ち物です。以下の点を前日に確認しておきましょう。
- 写真がしっかり貼付されているか
- 試験会場の名称と住所
- 集合時間
- 受験番号
万が一、試験当日に受験票を忘れた場合でも、身分証明書があれば会場で仮受験票を発行してもらえる場合がありますが、到着が遅れる原因になるため、必ず前日に確認しましょう。
鉛筆と消しゴムについて
マークシート試験では、鉛筆の選択が意外に重要です。
- HBまたはBの鉛筆を使う(Hは薄すぎてマークが読み取れない可能性がある)
- 鉛筆は3本以上持っていく(折れた場合や芯が丸くなった場合の予備)
- 鉛筆削りも念のため持参する
- 消しゴムはよく消えるプラスチック消しゴムを選ぶ(砂消しゴムは不可)
- 消しゴムは2個以上持っていく(落とした場合の予備)
腕時計について
試験会場には時計が設置されていない場合があります。腕時計は必ず持参しましょう。ただし、以下の時計は持ち込みが禁止されています。
- スマートウォッチ
- 通信機能付きの時計
- アラーム機能が解除できない時計
- 音が出る時計
シンプルなアナログ腕時計やデジタル時計(アラーム音をオフにしたもの)を使いましょう。
あると便利な持ち物
必須ではありませんが、持っていくと便利なものを紹介します。
| 持ち物 | 用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| 飲み物 | 水分補給 | ペットボトルの水やお茶。蓋付きのもの |
| 軽食 | エネルギー補給 | 試験前に軽く食べられるもの(チョコ、おにぎりなど) |
| 上着・カーディガン | 温度調整 | 会場の空調が寒い場合がある |
| ティッシュ・ハンカチ | 身だしなみ | 試験中に鼻をかむ場合など |
| 常備薬 | 体調管理 | 頭痛薬、胃薬など |
| 雨具 | 天候対策 | 折りたたみ傘を推奨 |
| 要点まとめノート | 直前の確認 | 試験開始前の最終チェック用 |
| 鉛筆削り | 予備の準備 | 小型のもの |
要点まとめノートについて
試験会場に到着してから試験開始までの間、最終確認として暗記事項を見直すためのコンパクトなまとめノートがあると便利です。分厚いテキストを持ち込む必要はなく、自分が苦手なポイントや覚えにくい数字をまとめたメモ程度で十分です。
持ち込み禁止のもの
以下のものは試験会場に持ち込みが禁止されています。
- 携帯電話・スマートフォン: 電源を切ってカバンにしまう(試験中の机上への配置は不可)
- スマートウォッチ: 通信機能があるため不可
- 電子辞書・電卓: 使用不可
- テキスト・参考書: 試験中は不可(試験開始前は閲覧可能な場合が多い)
- 録音機器: 不可
携帯電話は試験開始前に必ず電源を切り、カバンにしまいましょう。試験中に携帯電話が鳴った場合、不正行為と見なされる可能性があります。
試験当日の朝の過ごし方
起床から出発まで
試験当日の朝は、余裕を持った行動が大切です。以下のタイムラインを参考に、逆算して起床時間を決めましょう。
| 時間(目安) | 行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 試験開始の3〜4時間前 | 起床 | 脳が覚醒するまでに時間がかかるため早めに起きる |
| 起床後すぐ | 洗顔・着替え | 体を動かして目を覚ます |
| 起床後30分〜1時間 | 朝食 | 消化の良いものをしっかり食べる |
| 朝食後 | 持ち物の最終確認 | チェックリストで漏れがないか確認 |
| 出発の30分前 | 暗記事項の最終確認 | 要点まとめノートで最後のチェック |
| 試験開始の1.5〜2時間前 | 出発 | 余裕を持って出発する |
朝食のポイント
試験は13時から15時の2時間で行われるため、昼食との兼ね合いも考慮する必要があります。
朝食のおすすめ
- ご飯やパンなどの炭水化物: 脳のエネルギー源となるブドウ糖を補給
- 味噌汁やスープ: 体を温め、リラックス効果
- 卵や納豆: タンパク質で集中力を維持
- バナナ: 消化が良く、エネルギーに変わりやすい
避けるべき食事
- 脂っこいもの: 消化に時間がかかり、眠くなる可能性
- 普段食べないもの: 胃腸のトラブルの原因になる可能性
- カフェインの過剰摂取: コーヒーは1〜2杯程度に(トイレが近くなる)
昼食のポイント
試験が13時開始のため、昼食のタイミングと内容が重要です。
| 昼食のタイミング | おすすめの食事 |
|---|---|
| 11:00〜11:30頃 | おにぎり、サンドイッチなど消化の良いもの |
| 会場到着後 | 軽食(バナナ、チョコレート、エネルギーバーなど) |
昼食は満腹にならない程度に軽めにとることがポイントです。満腹になると眠気が生じ、試験中の集中力が低下します。一方、空腹すぎても集中できないため、適度に食べることが大切です。
メンタルの整え方
試験当日の朝は緊張するものですが、以下の方法でメンタルを整えましょう。
- 深呼吸を繰り返す: ゆっくりと深い呼吸を5〜10回行う
- 「やれることはやった」と自分に言い聞かせる: これまでの学習を信じる
- 完璧を目指さない: 全問正解する必要はなく、合格ラインを超えれば良い
- 緊張は味方と考える: 適度な緊張は集中力を高める効果がある
- 他の受験者と比較しない: 自分のベストを尽くすことだけに集中する
会場到着から試験開始までの流れ
会場への到着時間
試験会場には試験開始の30分〜1時間前に到着するのが理想です。
| 到着時間 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 1時間前以上 | 余裕があり、会場の雰囲気に慣れる時間がある | 待ち時間が長く、緊張が増す場合がある |
| 30分〜1時間前 | 程よい余裕で、直前の確認もできる | (おすすめ) |
| 15〜30分前 | ギリギリだが間に合う | 焦りが生じ、トイレの時間が確保できない可能性 |
| 直前 | - | 遅刻リスクがあり、精神的に不安定になる |
注意: 初めて訪れる会場の場合は、道に迷う可能性も考慮して早めに出発しましょう。可能であれば、前日に会場の下見をしておくとさらに安心です。
会場到着後の行動
会場に到着したら、以下の順番で行動しましょう。
ステップ1: 受験教室の確認
受験票に記載された教室を確認し、自分の座席を見つけます。大学や専門学校が試験会場になることが多く、構内が広い場合があるため、案内表示に従って移動しましょう。
ステップ2: トイレを済ませる
試験中は原則としてトイレに行けないため(やむを得ない場合は試験官に申し出ることは可能ですが、時間のロスになる)、試験開始前に必ずトイレを済ませておきましょう。試験直前はトイレが混雑するため、早めに済ませておくことをおすすめします。
ステップ3: 座席で最終確認
自分の座席に着いたら、持ち物を確認し、鉛筆や消しゴムを机上に準備します。試験開始までの時間で、要点まとめノートの最終確認を行いましょう。
ステップ4: 試験官の説明を聞く
試験開始前に試験官から注意事項の説明があります。マークシートの記入方法、受験上の注意点、不正行為の禁止事項などが説明されるため、しっかり聞きましょう。
試験開始直前にやること
試験問題と解答用紙(マークシート)が配布されたら、試験官の指示があるまでは問題を見ることはできません。この間に以下のことを行いましょう。
- マークシートに受験番号・氏名を正確に記入する: 試験官の指示に従って記入
- 鉛筆と消しゴムの位置を確認する: 使いやすい位置に配置
- 腕時計の時間を確認する: 現在時刻と試験終了時刻を確認
- 深呼吸してリラックスする: 試験開始の合図を落ち着いて待つ
2時間の時間配分戦略
基本の時間配分
宅建試験は2時間(120分)で50問を解答します。単純計算では1問あたり2分24秒ですが、科目ごとの難易度に応じて時間を配分することが合格のコツです。
おすすめの時間配分パターン
| 順序 | 解答する科目 | 問題番号 | 目安時間 | 累計時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 宅建業法 | 問26〜問45 | 25分 | 25分 |
| 2 | 法令上の制限 | 問15〜問22 | 15分 | 40分 |
| 3 | 税・その他 | 問23〜問25、問46〜問50 | 15分 | 55分 |
| 4 | 権利関係 | 問1〜問14 | 45分 | 100分 |
| 5 | 見直し・マーク確認 | 全問 | 20分 | 120分 |
なぜこの順番がおすすめなのか
宅建業法を最初に解く理由
- 比較的解きやすい問題が多い: 暗記事項の確認が中心のため、短時間で解ける
- 得点源: 20問中18〜20点を目指す科目であり、確実に得点したい
- 自信をつける: 最初に得意科目を解くことで、心理的に安定する
- 時間の貯金ができる: 1問あたり約1分15秒で解ければ、後半に余裕が生まれる
権利関係を後半に回す理由
- 考える時間が必要: 事例問題が多く、図を描いて整理する時間が必要
- 難問が含まれる: 正解が分からない問題もあるため、時間をかけすぎるリスクがある
- 残り時間を気にしながら戦略的に解ける: 「この問題は飛ばして次に行く」という判断がしやすい
科目別の解答時間の目安
各科目の解答時間の目安と、1問あたりの所要時間を詳しく見ていきます。
宅建業法(20問/25分)
| 問題タイプ | 所要時間の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 知識を問う基本問題 | 30秒〜1分 | 選択肢を読んですぐに判断できる |
| 事例を交えた応用問題 | 1〜2分 | 具体的な場面設定がある問題 |
| 細かい数字を問う問題 | 1分程度 | 正確な暗記が必要 |
宅建業法は過去問で十分に演習を積んでいれば、1問1分前後で解ける問題が多いです。25分以内に全問解答し、時間の貯金を作りましょう。
法令上の制限(8問/15分)
| 問題タイプ | 所要時間の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 都市計画法の問題 | 1.5〜2分 | 制度の理解が必要 |
| 建築基準法の問題 | 1.5〜2分 | 計算問題は時間がかかる |
| その他の法令 | 1〜1.5分 | 暗記事項の確認 |
建ぺい率・容積率の計算問題がある場合は、やや時間がかかります。計算ミスを防ぐために、丁寧に解きましょう。
税・その他(8問/15分)
| 問題タイプ | 所要時間の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 税金の計算問題 | 1.5〜2分 | 計算の手順を正確に追う |
| 知識を問う問題 | 1〜1.5分 | 暗記事項の確認 |
| 統計問題 | 1分程度 | 直前に覚えた最新データの確認 |
権利関係(14問/45分)
| 問題タイプ | 所要時間の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 基本的な知識問題 | 2分程度 | 条文知識で解ける問題 |
| 事例問題 | 3〜4分 | 図を描いて関係性を整理する |
| 難問(判例問題等) | 2〜3分(上限) | 深入りせず、消去法で対応 |
権利関係では、1問に5分以上かけないことがルールです。どうしても分からない問題は、消去法で最も可能性の高い選択肢をマークして次に進みましょう。
時間が足りなくなった場合の対処法
試験中に「時間が足りない」と感じた場合の対処法を事前に知っておきましょう。
| 残り時間 | 対処法 |
|---|---|
| 残り30分で10問以上残っている | 分からない問題はすぐに飛ばし、解ける問題を優先する |
| 残り15分で5問以上残っている | 1問1分以内で解答し、迷ったら直感で選ぶ |
| 残り5分で未解答の問題がある | 未解答の問題にとりあえずマークする(空欄は0点、マークすれば25%の確率で正解) |
| 残り2分 | マークシートに未記入がないか最終確認する |
最も避けるべきは、マークシートに空欄を残すことです。4択問題であれば、ランダムに選んでも25%の確率で正解します。時間がなくても、全問にマークすることを最優先にしましょう。
マークシートの注意点
マークの正しい塗り方
マークシートは機械で読み取るため、正しい塗り方をしないと正しく採点されない可能性があります。
正しいマークの仕方
- HBまたはBの鉛筆で塗りつぶす: 濃すぎても薄すぎてもNG
- マーク欄を均一に塗りつぶす: はみ出さず、枠内をしっかり塗る
- 1つの問題に1つだけマーク: 2つ以上マークすると無効になる
- 消す場合はしっかり消す: 薄く残っていると機械が誤読する可能性がある
やってはいけないマーク
| NG例 | リスク |
|---|---|
| 薄すぎるマーク | 機械が読み取れない |
| はみ出したマーク | 隣のマークと誤認される |
| 消し残し | 複数マークと判定される |
| ボールペンでのマーク | 読み取れない(鉛筆指定) |
| マーク欄に○をつけるだけ | 塗りつぶさないと読み取れない |
マークずれを防ぐ方法
マークシートの最大のリスクはマークずれ(1問ずれて記入してしまうこと)です。1問ずれると、それ以降の全問が不正解になるため、壊滅的な影響を受けます。
マークずれを防ぐための具体的な方法
| 方法 | 具体的なやり方 |
|---|---|
| 5問ごとに確認 | 5問解くごとにマークシートの番号と問題番号が一致しているか確認 |
| 問題を飛ばしたときは特に注意 | 飛ばした問題がある場合、マーク先の番号を必ず確認 |
| 見直し時に全問確認 | 見直しの時間で、問1から問50まで問題番号とマーク位置の対応を確認 |
| 問題用紙にも解答を記録 | 問題用紙に○をつけておくと、マークシートとの照合が容易 |
マークずれが発覚した場合
もし試験中にマークずれに気づいた場合は、慌てずに消しゴムでしっかり消してから正しい位置にマークし直しましょう。時間はかかりますが、マークずれのまま放置するよりもはるかにましです。
解答の変更に関する注意点
試験中に一度マークした解答を変更する場合の注意点です。
- 消しゴムでしっかり消す: 最初のマークが薄く残っていると、ダブルマークと判定される可能性がある
- 消した後は周囲に消しカスが残っていないか確認: 消しカスが他のマーク欄に入らないように注意
- 変更は慎重に: 統計的に、最初に選んだ答えの方が正しいことが多い。明確な根拠がない限り、安易に変更しない
自己採点用の記録
試験終了後の自己採点のために、問題用紙に自分の解答を記録しておくことが非常に重要です。
記録の方法は以下のとおりです。
- 各問題を解くたびに、選択した肢の番号に○をつける
- 迷った問題には△マークをつけておく
- マークシートへの転記時に、問題用紙の記録と一致しているか確認する
問題用紙は試験終了後に持ち帰ることができるため、自己採点の重要な資料となります。
迷った問題の判断法
消去法の活用
4肢択一問題で正答を直接判断できない場合、消去法(明らかに誤りの選択肢を消していく方法)が有効です。
消去法のステップ
- 全ての選択肢を読む: まずは4つの選択肢を全て読む
- 明らかに誤りの選択肢を消す: 確実に間違いだと判断できるものに×をつける
- 残った選択肢から最善の答えを選ぶ: 2つに絞れれば正答率は50%に上がる
| 消去できた選択肢数 | 正答率 | 状況 |
|---|---|---|
| 0つ消去 | 25% | 完全にランダム |
| 1つ消去 | 33% | 3択に絞れた |
| 2つ消去 | 50% | 2択に絞れた |
| 3つ消去 | 100% | 正答が確定 |
消去法は、知識が完全でなくても得点率を上げることができるテクニックです。宅建試験では、4つの選択肢のうち1〜2つは明らかに誤りである問題が多いため、消去法は非常に有効です。
「正しいもの」と「誤っているもの」の問題を間違えない
宅建試験の問題文には、「正しいものはどれか」と「誤っているものはどれか」の2パターンがあります。これを読み間違えると確実に不正解になります。
対策
- 問題文の末尾を必ず確認する: 「正しいもの」か「誤っているもの」かを問題文の末尾で確認
- 問題用紙にマークする: 「正」または「誤」を問題番号の横に大きく書いておく
- 選択肢の横にも○×をつける: 各選択肢が正しいか誤りかを○×で記入し、問題の指示と照合する
具体的な記入例
問26【誤】
ア ○(正しい内容)
イ ×(誤った内容)← 答え
ウ ○(正しい内容)
エ ○(正しい内容)
このように記入しておけば、「誤っているもの」を問われているのに「正しいもの」を選んでしまうミスを防げます。
迷ったときの最終判断基準
どうしても2つの選択肢で迷った場合、以下の判断基準を参考にしてください。
| 判断基準 | 考え方 |
|---|---|
| 最初の直感を信じる | 統計的に、最初に選んだ答えの方が正しいことが多い |
| 「絶対」「必ず」「すべて」に注目 | このような断定的な表現を含む選択肢は誤りであることが多い |
| 「場合がある」「ことがある」に注目 | このような留保のある表現を含む選択肢は正しいことが多い |
| 常識的に考える | 法律は一般常識に反する結論を出すことは少ない |
| 問題の趣旨を考える | 出題者が何を聞きたいのかを考え、それに沿った答えを選ぶ |
ただし、これらはあくまで「最後の手段」であり、十分な知識があれば消去法で解ける問題がほとんどです。日頃の学習で過去問を繰り返し解き、知識を定着させることが最善の対策です。
飛ばした問題に戻るタイミング
試験中に解けない問題を飛ばすのは正しい戦略ですが、飛ばした問題に戻るタイミングも重要です。
| 戦略 | 具体的なやり方 |
|---|---|
| 飛ばした問題にマークをつけておく | 問題番号に大きく△をつけて、後から見つけやすくする |
| 科目ごとに戻る | 宅建業法→法令上の制限→税・その他→権利関係の順で解き、各科目が終わった段階で飛ばした問題に戻る |
| 最後にまとめて戻る | 全50問を一通り解いた後、飛ばした問題にまとめて取り組む |
| 残り時間との兼ね合い | 見直しの時間(15〜20分)を確保した上で、飛ばした問題に取り組む |
飛ばした問題に戻ったとき、最初に見たときには分からなかった問題が、他の問題を解いているうちにヒントを得て解けるようになることもあります。「分からなければ飛ばして後で戻る」は、時間を効率的に使うための有効な戦略です。
試験終了後にやるべきこと
問題用紙と自分の解答記録の保管
試験終了後、問題用紙を持ち帰ったら、以下のことを行いましょう。
- 問題用紙の解答記録を確認: 全問の解答が記録されているか確認する
- 記録がない問題については記憶を頼りにメモ: 試験直後であれば、選んだ選択肢をある程度覚えている場合がある
- 問題用紙は合格発表まで保管: 自己採点に使用するため、紛失しないように保管する
自己採点のタイミング
試験当日の夕方から夜にかけて、各予備校が解答速報を公開します。複数の予備校の解答速報が出揃った時点で自己採点を行いましょう。
試験後のメンタルケア
試験終了後は、精神的に疲弊していることが多いです。以下の点に注意しましょう。
- 結果を過度に心配しない: 終わった試験の結果は変えられない
- 自分を責めない: 「あの問題は解けたはずなのに...」と思っても、それは今考えても仕方がない
- リフレッシュする: 試験勉強で我慢していたことを楽しむ
- すぐに次の行動を考える必要はない: まずは試験の疲れを癒やすことが大切
理解度チェッククイズ
ここまでの内容を確認するためのクイズです。
Q1. 宅建試験当日に持ち込みが禁止されているものはどれか。
- A. 腕時計(アナログ)
- B. スマートウォッチ
- C. 鉛筆削り
- D. ティッシュ
答えを見る
**正解: B** スマートウォッチは通信機能があるため、試験会場への持ち込みが禁止されています。アナログの腕時計、鉛筆削り、ティッシュは持ち込み可能です。Q2. この記事で推奨されている科目の解答順序として正しいものはどれか。
- A. 権利関係→宅建業法→法令上の制限→税・その他
- B. 宅建業法→法令上の制限→税・その他→権利関係
- C. 税・その他→法令上の制限→宅建業法→権利関係
- D. 問1から問50まで順番どおりに解く
答えを見る
**正解: B** 宅建業法は比較的短時間で解けるため最初に取り組み、時間の貯金を作ります。権利関係は考える時間が必要なため最後に回し、残り時間を見ながら戦略的に解くのがおすすめです。Q3. マークシートのずれを防ぐために推奨されている方法はどれか。
- A. 全問解き終わってからまとめてマークする
- B. 5問ごとにマーク位置を確認する
- C. 消しゴムは使わずに二重線で消す
- D. ボールペンでマークする
答えを見る
**正解: B** 5問解くごとにマークシートの番号と問題番号が一致しているか確認することで、マークずれを早期に発見し、修正することができます。Q4. 迷った問題で2つの選択肢に絞れた場合、統計的に有利な判断はどれか。
- A. 選択肢番号が大きい方を選ぶ
- B. 最初の直感で選んだ方を選ぶ
- C. 必ず後から変更する
- D. マークせずに空欄にする
答えを見る
**正解: B** 統計的に、最初に選んだ答えの方が正しいことが多いとされています。明確な根拠がない限り、安易に解答を変更しないことが推奨されます。空欄にするのは最も避けるべきです。Q5. 試験中に時間が足りず、残り5分で未解答の問題がある場合の対処法として最も適切なのはどれか。
- A. 未解答の問題は空欄のままにする
- B. 未解答の問題にとりあえずマークする
- C. 既に解答した問題の見直しに時間を使う
- D. 試験官に時間延長を申し出る
答えを見る
**正解: B** 未解答の問題にとりあえずマークすることが最も適切です。4択問題では、ランダムに選んでも25%の確率で正解します。空欄のままでは0%です。試験の時間延長は認められません。まとめ
- 試験当日の持ち物は前日夜に準備し、受験票・鉛筆・消しゴム・腕時計の4点は絶対に忘れないこと
- 2時間の時間配分は「宅建業法25分→法令上の制限15分→税・その他15分→権利関係45分→見直し20分」を目安にし、分からない問題は飛ばして後から戻る戦略が有効
- マークシートは5問ごとにずれがないか確認し、全問にマークすることを最優先にする(空欄は0点だがランダムマークでも25%の正答確率がある)
FAQ(よくある質問)
Q. 試験当日に受験票を忘れた場合はどうすればよいですか?
受験票を忘れた場合でも、身分証明書(写真付き)を持参していれば、試験会場の受付で仮受験票を発行してもらえる場合があります。ただし、手続きに時間がかかるため、通常より早めに会場に到着する必要があります。受験票は前日の夜に必ずカバンに入れて確認しましょう。
Q. 試験中にトイレに行くことはできますか?
試験中のトイレは原則として認められていませんが、やむを得ない場合は手を挙げて試験官に申し出ることで、トイレに行くことが許可される場合があります。ただし、試験時間の延長はありませんので、トイレに行っている間も時間は経過します。試験前に必ずトイレを済ませておきましょう。
Q. 試験中に体調が悪くなった場合はどうすればよいですか?
体調不良になった場合は、無理をせず試験官に申し出てください。会場によっては別室受験や一時退室が認められる場合があります。日頃から体調管理に気をつけ、試験前日は十分な睡眠をとり、当日は消化の良い食事を心がけましょう。常備薬がある方は忘れずに持参してください。
Q. シャープペンシルは使えますか?
マークシートへの記入にシャープペンシルを使用することは可能ですが、一般的にはHBまたはBの鉛筆が推奨されています。シャープペンシルの場合、芯が細いためマーク欄を塗りつぶすのに時間がかかったり、芯が折れたりするリスクがあります。マーク用には鉛筆、計算用にはシャープペンシルという使い分けがおすすめです。
Q. 途中退室はできますか?
宅建試験では、試験開始から一定時間(通常は試験開始1時間後〜試験終了10分前まで)の間、途中退室が認められています。ただし、途中退室した場合は再入室できず、試験問題は持ち帰ることができない場合があります。自己採点のためにも、可能な限り最後まで試験を受け、問題用紙を持ち帰ることをおすすめします。
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