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法人企業統計ほうじんきぎょうとうけい

税・その他 地価公示法 過去問で7肢

財務省が、日本の法人の企業活動の実態を明らかにするため、法人から選んだ調査対象の決算の計数を業種別に集計する、統計法の基幹統計です(法人企業統計調査規則1条・3条)。宅建試験では、年次別法人企業統計調査による不動産業の売上高、営業利益、経常利益と、その利益率の動きが問われます。

不動産会社がどれだけ売り上げ、どれだけもうけているかは、業界の景気を知る手がかりになります。財務省は、日本の会社などの法人から一定の方法で調査対象を選び、決算の数字を集めて業種ごとに集計しています。これが法人企業統計で、統計法が定める基幹統計の一つです。毎年度の決算を集める年次別調査と、四半期ごとの仮決算を集める四半期別調査があります。宅建試験の統計問題で問われるのは、年次別調査のうち不動産業の数字です。

法人の決算の数字を集めて、業種ごとに売上高や利益を集計する。
法人の決算の数字を集めて、業種ごとに売上高や利益を集計する。

財務省が、法人の決算の計数を業種別に集めます

法人企業統計調査規則は、この調査の目的を、わが国における法人の企業活動の実態を明らかにすることなどとしています(3条)。対象は、本邦に本店を有する株式会社や合同会社などの法人のうち、一定の方法で選ばれたものです(2条・5条)。年次別調査は毎年4月から翌年3月までの1年間に決算期が来た法人の決算の計数を調べ、業種別の売上高、資産・負債、損益、役員・従業員数などを集めます(4条・6条)。そのため数字は暦年ではなく年度でまとめられます。

不動産業は、売上高と二つの利益と利益率で見ます

売上高は商品やサービスを売って得た額、営業利益は売上高から売上原価と販売費・一般管理費を引いた本業のもうけです。経常利益は、営業利益に受取利息や支払利息などの本業以外の損益を加減したもので、営業利益とは別の数字です。売上高経常利益率は、売上高に対する経常利益の割合で、不動産業は全産業の平均と比べて高い水準で推移する傾向があります。同じ年度でも、売上高が減って利益が増えるなど、項目によって増減が分かれることがあります。

売上高、営業利益、経常利益は別の数字で、増えたか減ったかを分けて見る。
売上高、営業利益、経常利益は別の数字で、増えたか減ったかを分けて見る。
法人企業統計調査規則 3条

法人企業統計調査は、わが国における法人の企業活動の実態を明らかにし、あわせて法人を対象とする各種統計調査のための基礎となる法人名簿を整備することを目的とする。

試験ではこう問われる

  1. 不動産業の売上高が前年度に比べ増加したか減少したか。全産業と不動産業とで増減が分かれる年もある
  2. 不動産業の経常利益・営業利益の額の水準と、前年度に比べ増加したか減少したか
  3. 不動産業の売上高経常利益率・売上高営業利益率の水準と推移(全産業の平均より高い水準で推移する傾向)
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